勉強を長続きさせる秘訣

よしっ、何かの勉強をしよう」と意気込んで、資格の勉強を始めたり、趣味の勉強を始めたりして、気づいたらやめてしまう人っていますよね?

 

なぜ長続きしないのか。

今回はそんなことを考察していきます。

 

そもそも私自身は勉強を以下のように捉えています

勉強を自分の中で再定義すると人生が変わる - 新米プログラマーの脳内メモ

私は勉強を「その人の将来を豊かにするもの」だと考えている。

スポーツで負けた時の悔しさを経験するのだって勉強だし、本を読むのだって勉強だし、さらに言えば生きていて自分の身に起こること全てが勉強。

 

勉強を広い意味で再定義しましたが、ここではあえて大きく2つの勉強について考えてみます。

 

①仕事に必要な知識・スキルの勉強

②趣味的な勉強

 

一般的に①の方がハードルが高いと言われています。

そもそも仕事とはザックリ言うと、「自分にできないことできる人に任せること」です。

つまりは、一般の人ではできないことだからこそ仕事になるということです。

そう考えると自ずと①の方がハードルが高くなるというのもうなずけるはずです。

 

対して②はあくまで趣味だから他者の欲求を満たす必要はない。自己の欲求を満たせれば良いのです。

しかし、趣味が高じて仕事になったと言うように、趣味もある一定スキル以上になれば十分仕事になりえます。

 

それはどんな時でしょうか?

 

私は趣味には段階があると考えています。

例えば絵を描くというのを例にしてみましょう。

最初は自分が納得できる絵を描けるように練習するはずです。自己の欲求を満たす段階です。

次に、自分が納得できるようになると、次は誰かに絵を書いて見せたいというように変わります。他者の欲求を満たす段階です。(人によっては、他人から求められるということもあるでしょう。)

 

こうして、

欲求の矛先が「自己→他者」に変わり、それが認められるとそこに報酬が発生し、仕事となるわけです

報酬とは、金銭的なものだけではありません。

感謝の気持ちや笑顔といったものも含みます。

 

 

さて、今回は勉強が「なぜ長続きしないのか?」ということでしたが、それはゴールがないからだと考えます。

 

自分で満足のできる絵を書けるようになる。

 

◯◯さんの似顔絵を書いてあげる。

 

個展を開く。

 

将来、絵で食べていきたい。

 

などゴールの例はさまざまですが、特に自分が飽きっぽいと思う人は達成しやすいゴールを設定することから始めてみてはどうでしょうか?